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むし歯治療 -むし歯の原因と進行-

むし歯の原因

  • ミュータンス菌

  • ラクトバチラス菌

むし歯は細菌(むし歯菌=ミュータンス菌・ラクトバチラス菌)が糖質をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで生じます。

ミュータンス菌はむし歯をつくり、ラクトバチラス菌はそれを進行させます。ミュータンス菌は、だ液から感染します。親から口移しで食べ物を食べたりすることで感染します。ラクトバチラス菌は普段口にする食べ物に含まれています。

唾液は酸を中性に近づけたり、溶けかけた歯を修復する役割を持ちます。多くのむし歯は歯の間や奥歯の溝から発生し、特に溝の部分に入り込んでいる細菌は歯磨きではなかなか取り除けません。そのため歯磨きをしていればむし歯が防げるという常識は現在では間違っていることが分かっています。

さらにむし歯はむし歯菌だけでなる病気ではなく、むし歯菌の割合、唾液の量や質、食事、歯の質などのことが重なり合ってできる病気であることがわかっています。

むし歯(齲蝕)

歯の構造

  • ● 歯冠(しかん)と歯根(しこん)

    歯の表面に出ている部分を「歯冠(しかん)」と言い、歯茎に隠れている部分を「歯根(しこん)」と言います。そして歯は、皆さんご存知のエナメル質だけでなく、いくつもの組織から成り立っています。

  • ● エナメル質

    まず「エナメル質」は、人間の体の中で最も硬い組織で、水晶と同じくらいの硬さがあります。厚みは2~3ミリほどあり、歯に対する様々な外部刺激から歯髄(歯の神経が通っている部分)を守るということが、最大の役割です。

  • ● 象牙質(ぞうげしつ)

    次に「象牙質」。象牙質はエナメル質の下の層にある組織で、歯の大部分を構成しています。エナメル質よりも柔らかい組織であるため、むし歯は象牙質に達した後は、侵食スピードが増してしまいます。また、象牙質に刺激が加わりますと、痛みを感じます。

  • ● 歯髄(しずい)

    そして「歯髄」。歯髄とは歯の中心部に流れる神経が通っている組織です。歯の痛みを感じるのは主にこの歯髄です。一般的に「歯の神経を取る」というのは、これらの組織をすべて取り除くことを意味し、「抜髄(ばつずい)」といいます。

  • ● セメント質

    「セメント質」とは、歯根の象牙質の表面を覆っている組織で、「歯根膜」と呼ばれる歯と歯ぐきをつなぐ「結合組織」をつなぎとめる役割をしています。

  • ● 歯根膜(しこんまく)

    歯槽骨(歯を支えている骨)と歯根の間にある薄い膜状の結合組織ことです。歯と歯槽骨を繋ぐという役割のほか、「噛み応え」を感じるという役割や、歯に伝わる咬合力を調整するクッションのような役割もあります。

  • ● 歯槽骨(しそうこつ)

    歯槽骨とは歯を支えている骨のことです。歯周病が進行すると、歯槽骨や歯根膜が破壊されるため歯を支えることができなくなり、歯が抜けてしまうことがあります。また、歯周病で一度吸収してしまった歯槽骨は、回復が非常に困難です。

  • ● 歯肉(しにく)

    歯肉とは「歯ぐき」でのことです。歯ぐきは歯槽骨を保護する役割をしています。ここに炎症を引き起こした状態を、歯肉炎といいます。

むし歯の進行

「プラークコントロール」とは、歯周病の原因となる歯垢(プラーク/細菌のかたまり)を「作らせない・留まらせない」ためのものです。歯科医院で定期的に歯垢や歯石の除去などを受けていても、原因であるプラークだらけのお口のままでは再発を繰り返してしまいます。

  • C0 削る必要がないごく初期のむし歯

    C0は、歯の表面が脱灰(だっかい)し、溶け始めた状態で、痛みはありません。健康な歯の表面は透明感がありますが、脱灰が起こると、その部位が白っぽくなるのが特徴的です。
    適切な歯みがきや、フッ素塗布などにより進行が防げるので、歯を削る必要はありません。

  • C1 歯の表面のむし歯(エナメル質が侵される)

    初期のむし歯で、痛みはありません。治療は、むし歯を取り除き、修復材を詰めるという簡単な治療で済みます。むし歯がエナメル質内の段階であるなら、麻酔を使わない治療で済みます。

  • C2 象牙質まで進行した虫歯

    歯髄(神経)に近づくにつれて歯のしみや痛みを感じるようになります。象牙質は柔らかいため虫歯の進行が早く、歯を大きく削らないためには早急な治療が必要です。

  • C3 神経まで達したむし歯(歯髄まで侵される)

    むし歯が神経まで達すると、熱いものがしみたり、何もしないのに激しい痛みを伴います。痛みは、もうこれ以上放置すると危ないという体からの危険信号です。
    むし歯で痛みを感じる段階も危険度が高い状態で、かなり症状が進んでいる場合がほとんどです。この段階では、神経と炎症の起きている部位を取り除く根管治療が必要になる場合があります。

  • C4 末期のむし歯(歯冠部まで侵される)

    激しい痛みがしばらく続いた後もむし歯を放置すると、やがて痛みがなくなる段階がきます。C4までむし歯が進行すると、痛みを感じる神経そのもの壊死してしまうので、痛みを感じなくなるのです。抜歯となる場合も多くなります。

  • 根尖病巣

    末期のむし歯をさらに放置すると、根に膿みを持つようになり、こうなると強烈な痛みを感じるようになります。この段階まで進んでしまうと、治療の際に麻酔も効きにくくなり、保存治療(歯を残す治療)も困難になる場合があります。

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